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初夏の遠足 江の島

(文・yoshii 写真・しん)

藤代タイムズを書き出してから 定期的なお遊びが一つ増えています。
スタジオを抜けだして いつもと違う時間を過すちょっとした贅沢な時間は、
どんなエネルギーを与えてくれているのでしょう、
毎回 何かの繋がりを信じて 今回も出掛けてまいりました。

前号のお出掛けは 大山登山 山登りでしたから、今回は季節的にも丁度良い
海にしようね・・・と 結構早い段階で決まっていながらも、日常の忙しなさに追われ
実現したのは ついこの間の月曜日。

選んだのは江の島。 座間のスタジオからですと 南東に車で1時間半位です、
お天気にも恵まれ まずは船で島の裏側へと向かいます。

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目指すは 岩屋洞窟。
最近になってからですが、特別霊感などのない 私でさえも
ここに不思議なエネルギーを感じざるおえないほどの何かに満ちた場所と言うのでしょうか、
神聖さを強く感じる異空間です。

その歴史は古く 昔から龍が住んでいると伝えられ 時は552年欽明天皇が
宮を建てたものがこの岩屋最奥にあり 江の島神社の起源と伝えられています。

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第一岩屋、第二岩屋とで編成された洞窟
まずは、江の島の資料、浮世絵などの展示物を見ながら 奥に進みます、途中蝋燭を頂いて
さらに奥に進むと 石仏群が並ぶ場所へと辿り着きます。
石仏群 むやみに写真を撮る事を好まない佇まい そこは神聖な場所
昔の人はこの不便な場所にどのように運んだのだろう・・・その信仰の深さを感じます。


第二岩屋、天女と五頭龍の龍神様でしょうか・・^^ 願い事をしに会いに
そして昔の方の想いを感じに 訪れて頂きたいです。

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さて洞窟を出てから江の島の奥深くに進んで行く訳ですが、
この上がりの階段がちょっとばかし キツイ・・・
日頃の運動不足を痛感しながら 次の目的地へと進みます。
途中 一息入れて
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次の目的とは 弁財天様にお参りです。
今年の3月 宮島の厳島神社様にお参りする機会を頂いて 今 宗像三女神様の事を
もっと詳しく知りたく 改めていろんな思いを交えながら お参りをさせて頂きました。

宗像三女神
多紀理比賣命(たごりひめ)
田寸津比賣命(たぎつひめ)
市杵島姫神(いちきしまひめ) 

天照大神様とスサノヲノ尊の誓約(うけい)によって 生まれた 3柱の女神様です。
神仏習合により仏教の弁才天と同一視されることも多く、
古くから弁才天を祀っていた神社では明治以降、市杵島姫神や宗像三女神を祀っている神社も多いそうです。

江の島神社

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奥津宮 多紀理比賣命

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中津宮 市寸島比賣命

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辺津宮の境内の八角のお堂・奉安殿

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辺津宮 田寸津比賣命


ただの思い込みと言ってしまえば それまでですが
物事の節目にいつも こうした向き合える時間を頂いています。
豪徳寺スタジオを終える今 また 新たな事に向かっている予感。




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お参りをしながら 参道の方に戻ってきて 気づくと13時を回っておりました。
お昼はカレーにしようねって決めていましたから・・
湘南と言えば 皆さまご存知ですよね、
珊瑚礁によって 美味しいお食事タイム 
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海を眺めて
次の目標の話しで盛り上がって
過ぎていく時間・・あっという間ですね。
帰る時には次は何処に行こうか!なんて 話しになりますから

こうゆう時間 大切ですね。


藤代の遠足は 山伏ばりの三好カメラマンがいたりですから、
どうしても お社様廻などになりがちなんですが、
次の遠足の話しも お付き合い頂けたら嬉しいです。